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自分を育てる子育て

「育児は育自」と言われますが、まったくそのとおりだと思います。
私は、6歳の発達障害のある娘を育てています。
ちょっと自閉傾向もあると思います。

1,800gの低体重児で生まれ、心臓病を持って生まれ、目も見えているのか、耳も聞こえているのか・・・?
泣いてはいけないと言うにもかかわらず、いつも大泣き・・・。

1才過ぎても首はぷらぷら・・・。
2才過ぎてもハイハイもせず・・・。
4才過ぎてもつかまり立ちもせず。
5才過ぎても言葉が出ず・・・。

自他共に認める、かわいそうな母でした。
周りの人や自分を責めて責めて責めまくりました。
「どうしてこうしてくれなかったんだ、教えてくれなかったんだ、ああしておけば、こうしておけば・・・」
言葉では出さないにしても、心の中で。

でも、それは間違いでした。
その間、様々な情報を探しまくり、ある言葉に出会いました。

「お母さんを選ぶ赤ちゃん天国の特別な子供」
人によって、その受け止め方は違うと思います。
そんなのうそだとも言えますよね。
証明できませんもの。
でも、わたしはとても勇気をもらいました。

そして、「育児は育自」の言葉どおり、やっぱり「子育ては自分育て」なんだと気づきました。
この子を育てることで、自分の弱さ、ずるさをまざまざと見せ付けられましたから。

子育て中には、子供とその友達とのトラブルなどで、人としての道理なども教えていくことになります。
言葉で教えなくても、親の行動、言動がまさに教えになったりします。
やっぱり、自分を振り返るいい機会なんですよね。
まさに神様からの贈り物。

今ではそのゆっくりな成長の一つ一つを喜んで、楽しめます。
そして、いい学校に行くための「勉強、勉強」とせず、他の子と比べないで、型にはめないで、この子の得意なこと興味のあることを伸ばしていけたらと思います。

でもこれって、うちの子が発達障害児だからではなく、すべての子供たちに当てはまることなんじゃないか?
みんなが型にはまらないで、様々な分野で楽しく喜んで収入を得て、できないところはできる人が補っていく、そんな社会がくるといいなぁと思います。

未来についてこう考えるようになったのも、やっぱり「育児は育自」によってなんだなぁと思います。